激安同人誌印刷のあすなろ

トンボは必ず入れよう！

印刷するときに絶対に必要な『トンボ』
これを入れておかないと、どこまでが仕上がりのサイズなのかが解らなくなりますからね。
右の図に書いているとおり、合計８ヶ所に入れます。気をつけておきたいのは、裁ち切りがある場合は必ず３ミリ以上のはみ出しをしておくこと。それから背幅を必ず取ることです。
でないと、カッコ悪く白いところが出ちゃいますからね。

■背幅寸法（あくまでも目安です）
	20P	40P	60P	80P	100P	120P	140P	160P
70kg	1.0mm	1.9mm	2.9mm	3.8mm	4.8mm	5.8mm	6.7mm	7.7mm
90kg	1.2mm	2.5mm	3.7mm	5.0mm	6.2mm	7.4mm	8.7mm	9.9mm
110kg	1.5mm	3.0mm	4.6mm	6.1mm	7.6mm	9.1mm	10.6mm	12.2mm

手書きの人はこうしよう！

いろいろと好きなように描けるのがコンピュータの良いところ。けど手書きだとそうはうまくいかないよね。
特に、特色２色や特色３色の場合、別々に色を作らなければいけないって事を憶えておいてほしいな。
たとえば２色の場合だと、図のように同じトンボ位置を基準として、重ね合わせるようにして作るんだ。まるで版画の多色刷りと同じだね。３色でもやり方は一緒なんだ。その時は必ず他の色の版もトンボを入れて下さい。
けど刷り色で描いてもらったら元の木阿弥…。必ず黒で描いて下さいネ。
カラーであればトンボに注意して描いてくれれば何も問題ないから、自由に描いていいんだけど、水彩等の色の薄い画材や金・銀等、微妙なところが出ない可能性もあるから、よく注意して描いて下さいネ。

カラー印刷ってこんな感じ！

印刷のカラーって言うのは、色の３原色（Ｃ(シアン)Ｍ(マゼンタ)Ｙ(イエロー)）に補色のＫ(黒)を使った４色で印刷します。ちなみに今見ているＣＲＴ上ではＲＧＢの光３原色で色を出してますけどね。
当然、４色で色を再生するので画材の色によってはうまく再生されないことがあります。例えば前の項目で書いた「金・銀」などがそうですね。
通常ワタシ達が『４色印刷』と読んでいるものは、上記のやり方でやります。
それに対して『KP差し替え４色印刷』は、マゼンタ版を蛍光ピンク(蛍光オレンジ)に差し替えて印刷します。
肌などの色は明るく再現できますが、茶色や暗い部分など、原画から比べると薄くなります。肌のためにちょっと犠牲にしすぎかな～って感じもしますけど、まそれはそれでイイ感じは出てますよ。
それを補うようにして作ったのが『５色印刷』。４色＋蛍光ピンク(蛍光オレンジ)で肌の質感を最大限に引き出します。
これだと、他の色合いは全く変えずに肌のみを補正するので、仕上がりはバッチリです。
通常通り原稿をつくってもらえれば、あすなろで補正しますので問題ないですよ。
けど別途料金って事をオ・ワ・ス・レ・ナ・ク・・・。

文字を入れるにはこれ！

手書き入稿の場合、手書きタイトルにしても、活字タイトルにしても、必ずやらなくちゃいけないことが三つあるんだ。
一つ目は、原画の上にトレペなどの薄い紙をのせてから手書き文字を書いたり、書体見本からの文字指定をする事。
手書きの場合は必ず黒で書いてくださいね。そうでないとちゃんと読みとることができませんからネ。
二つ目は、必ず色指定をすること。
色指定は上の項目でも書いた通り、必ずCMYKの％指示で書いてください。えっ％指示がよくわからない？・・・・う～ん本屋さんへ直行！か下の表を参考にして下さいネ
そして最後は合わせトンボを入れること。
これがないと、どこに入れてイイのかわからなくなっちゃいますから。もし輸送中にトレペが外れちゃって…なんて事になったら大変でしょ？

色見本（画面によって異なりますのであくまでも目安です）

M100	M50	C100+Y100	M100+Y100	M100+C100
Y100	Y50	C50+Y100	M100+Y50	M100+C50
C100	C50	C100+Y50	M50+Y100	M50+C100
Ｋ100	K50	C50+Y50	M50+Y50	M50+C50

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